新しい発見について

日曜の朝にやっている、安住紳一郎のラジオ番組「日曜天国」が大好きでよく聴いている。

多彩なゲストもいいけれど、一番面白いのは冒頭の安住氏のトークだと思う。そもそも原稿はないんじゃないかな、と思えるような即興でのトークが約15−20分位 続く。話題は様々で最近思ったことだったり、時事的なことだったり。

はっきりいってバカバカしい話が多いのだけれど、安住氏の結構明け透けな性格もあって、面白い（どんなバカバカしい話にもついて行ってあげる、中澤アナがまたすごい）。そんななか時々ハッとするような事を言うこともあって、感心することもある。先日もなるほどと思うことがあった。

 その日は番組のなかで醤油のプレゼントがあった。実は醤油マニアな安住氏、地方に行くと様々な醤油を買ってしまうという話を以前も番組のなかでしていた。醤油プレゼントなのでひとしきり醤油の話をして、自分は濃口醤油だと思っている人こそ、他に合う醤油があるかもしれないので、そういう人は応募してほしい、的なことを言っていたのだけれど、その際に、ある程度の年齢になると決まったものばかりを手にしがちだということを言っていた。歯ブラシだったり、シャンプーだったり。確かにそうかも。何も考えずに同じものを手にしてしまっている。

さらに安住氏が、様々な経験をしてきた40.50代にとって新しい発見はもうない。今まで避けてきた、苦手分野にこそ新しい発見があるということを言った。これにはハッとさせられた！そうかも。

 例えば、今年になって私がハマった韓国ドラマ（バラエティ）もそう。完全な偏見なのだけれど、長年ずっと韓国ドラマは見る気は全くなかった。ひと昔前に流行ったドラマのせいで、おばさんたちがヨン様に熱をあげていたのをイメージしていたからかも。今となっては本当にひどい偏見！

ひょんなことから今年見始めたら面白さに引き込まれ、次から次へと何本も見て、すっかりハマってしまった。今ではこれまで見てなかったのがもったいなかったと思えるほど。

今回はたまたま韓国ドラマだっただけで、他にも私がまだ知らない素晴らしいもの、私が好きになれるものが世の中にはあるのかもしれないなあと思うと、もっと積極的に新しいものに触れていかなければいけないな！と思った。

下の写真は話とは全然関係ないけど、この間とある場所で食べたエビとぎんなんとクルミの炒め物。このクルミがすんごく美味しくて、炒め物にナッツって美味しいものなんだな！と新たな発見をした。