マメニッキ

平凡な日常のアレコレ

レイニーデイ・イン・ニューヨーク

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 またまたU-NEXTのポイント使い切りの為に視聴。とは言っても前から見たいと思っていた作品。色々言われているウッディ・アレンだけれど(最近特にね)、なんだなんだ言ってそれなりに作品見ているなあ。この作品はキャストが豪華だから余計気になっていた。

何と言っても、主演のティモシー・シャラメだし。共演にエル・ファニングセレーナ・ゴメスだし、ジュード・ロウも出ている。でもジュードロウに至っては、出てるのは知ってたのに、あれ??そういえば出てた??と見終わってから思うくらい、全然気づかなかった。もうイケメンのオーラのない普通のおじさんを演じるようになったのだね(失礼か)

それではネタバレありの感想

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あらすじは割愛!まず、ティモシー・シャラメの役名がギャツビーで、しかもニューヨーク出身という設定で、もうニヤリとしてしまう。そしてこのギャツビーの彼女アシュレー役がエル・ファニング

アシュレーが若さゆえ、と言っていいのか何なのか、結構浅はかなところがあるんだけれど、エル・ファニングがかわいく演じていて、憎めない。こんなに彼女と一緒に過ごしたい!とあれこれ計画してくれてるギャツビーに対して、ひどくない?!とは思うけど、それぞれギャツビーもアシュレーもやや打算的な気持ちでお互いをパートナーとしている感もあり、お互いさま?

登場人物が結構多くて、しかもみな個性豊かで、話も流れるように進んでいくので退屈はしなかった。会話も多い。セリフもウッディアレン的というか、ユーモアに溢れてる。でも、やや時代設定が現代の割に古臭く感じたかな。80年代とか?それくらいの雰囲気。でも劇中しょっちゅうiPhoneのあの着信音が流れるので、そこで、はっ!現代の話だったと気づく。

後半、アシュレーに言い寄ってくるフランシスコ・ヴェガ役がディエゴ・ルナでびっくり〜。久々に見た。この作品中に出てくる男の人たち、映画監督も、プロデューサーも、フランシスコ・ヴェガも、こんな田舎からきた大学生の小娘に気を許しすぎじゃない〜?軽率すぎない〜?!と思ったけど、そういう男の情けないところをうまく描くのも、ウッディアレンだなと。

途中、ギャツビーが元彼女の妹のチャン(セレーナ・ゴメス)の家に行って、ピアノを弾くシーンが好きだったな。窓の外では雨が降っていて。美しいシーン。

この映画の中でタバコを吸うシーンが結構出てくるけど、今時珍しいなと思った。あとは美術館に行くシーン。ニューヨークに思い入れがあればより楽しく見られたのかもしれない。