マメニッキ

平凡な日常のアレコレ

テンジャンチゲの素

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 先日韓国の友達がいろいろなものを小包で送ってくれた話を書いたけれど、そのなかに入っていたテンジャンチゲの素を使って作ってみた。そもそもテンジャンチゲがなんなのかもわかっていなかった私。調べたら、味噌ベースのチゲなんだね。
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 友達がこのパッケージの裏に必要な材料とその分量を書いたメモをつけてくれてたので、だいたいこんなものかな?とやってみた。いつものごとく初めて作るのにアレンジを加える私は、最初に豚肉をごま油で炒めて、その後他の材料(ズッキーニ、とうふ、たまねぎ、じゃがいも)を入れてみた。ちょっとピリッと辛くて、日本の味噌汁とは違った味噌風味。おーいーしーいー!!ネットで見たら、別なメーカーのテンジャンチゲの素は手に入るみたいだし、韓国の味噌を買って作ることができるみたいなので、また作ってみよう。

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アロマディフューザーを買い替えた

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 少し前に、アロマディフューザーの買い替えを検討していると書いたけれど、最近ついに!新しいものを買いました。様々なメーカーからいろんなタイプのものが出ているけれど、私が求めている条件に見合ったものがようやく見つかった。

その私の求めていた条件とは、①水なしで使えるもの(結局いちいち水入れるのが面倒) ②見た目がシンプル ③電源のボタンが長押しではないもの(長押しって地味に不便。その数秒にイライラする短気な私) それ以外にもできたらあればいいかなと思っていた機能は、USB電源、タイマー機能、かな。で、それらを全部備えていたのが今回買った生活の木のアロモアミニ フロスト

以前使っていた無印のものと見た目がそっくり。電気がつくのでライトしても使えるところは一緒だけれど、これはゆらゆらとキャンドルのようにゆらめく光。求めていた機能が全部ついていて、タイマーは1時間、2時間、5時間と選べる。もちろんボタンひとつで設定できる、長押しじゃなく!(実は一番重要視してた)。早速使ってみて気づいたのが、音も静かなこと。これって結構大事かも。唯一マイナス点をあげるとすれば、使用できるオイルが、生活の木で売られているものに限ること。とは言ってもこれはボトルの仕様の問題で、生活の木で空のボトルを買ってきて、それに詰め替えれば他のメーカーのオイルでも使用可。もう少し使ってみて何かあればまた書きます。

上の写真はディフューザーとは全くなにも関係ない、とある日のランチ。パプリカと鶏肉を煮込んだもの。ネットでみつけたフランスの家庭料理のレシピで作ったのだけれど、鶏肉がほろほろになって、すごく美味しかった。この日はパスタでもクスクスでもなく、ご飯を添えて食べたかったのだけれど、ご飯を炊くのが面倒で(無精!!)冷凍のカリフラワーライスを使用。これはイオンのものだけれど、結構便利で冷凍庫に常備してる。そろそろ国産のパプリカが出回る時期がやってくるな、楽しみ!

 

女ふたり、暮らしています。

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 先日ブログにも書いたオススメの本女ふたり、暮らしています」読み終わって、ものすごく名残惜しくて、現在2回目の読み直し中!それくらい、本当にイイ!!!まだ読んでない方向けにざっくりと説明すると、この本は小説ではなく、しいていえばエッセイ。ソウルに住むキム・ハナさんとファン・ソヌさんという経済的にも自立した2人の女性が、ひょんなことから出会い、2人でマンションを購入し、共同生活を送ることになる。

気の合う2人だったからそういうことに至ったわけだけれど、性格が似てるのかと思いきや、その後の共同生活でわかったのが2人は正反対だということ。それぞれに秀でたところもあり、得意ではないこともある。そんな2人の生活は楽しいことばかりではなく、近隣住民とのいざこざ、互いへの不満によるケンカもあり。そういうことを乗り越え、2人が絆を深めていく様子は感動的ですらあり、羨ましくもある。誰しもがこういう「同志」に出会いたいと思うのではないのかな。それが夫となる人の場合もあれば、親友ということもあるし、関係性はどうであれ、自分の思いをぶつけ合って、悲しい時は一緒に悲しみ、嬉しい時は一緒に喜び、ともに美味しいご飯を食べてお酒を飲んで、おいしいねと言える仲間は本当に貴重で、簡単に築けるものではないし、そういう相手が簡単に見つかるわけでもない。ヘタすると一生出会えない可能性だってある。

2人の周りには、同じマンション内や近所に気の合う仲間も何人かいて、互いに声を掛け合い、物を分け合ったり、一緒に食事をとったり、程よい距離感で付き合っている。その様子を見ていると、血の繋がりだけが全てではないのだなと痛感する。キム・ハナさんとファン・ソヌさんは他人から見ればただの同居する友人同士でしかないけれど、その暮らしぶりを見ていると、もう家族だ。同居する4匹の猫も含め家族。でも世の中では血縁関係、婚姻関係にあるものだけを家族と呼んでいる。そもそも家族って・・・?と思わずにはいられない。

・・・・と散々書いたけれど、この本自体は深刻な内容では全くなく、2人の軽快な語り口で日常が描かれ、ユーモアのある文章がとってもおもしろい。クスクス笑ってしまうところも多々あった。日本版は清水知佐子さんの訳が素晴らしく、この2人のキャラクターが伝わってくるような文章で、すごく引きこまれた。さらに、説明が必要な単語や、韓国文化ならではなことには都度つど注釈が添えられており、それがとってもわかりやすい。よく注釈に番号が振られ、本の最後にまとめて説明が記載されている本があるけれど、そういうのをみると途端に読む気をなくす私には、とてもありがたい。

そういえばこの本の中に韓国での最近の言葉にYOLO(ヨロ)というのがあって・・、というくだりがあった。YOLOとは、You Only Live Onceの略で、几帳面なキム・ハナさんが、大雑把なファン・ソヌさん宅の冷蔵庫を見て、本物のYOLOだ!と、人生は一度きり、今が良ければいいんだ!と思う場面が書かれていた。この間見終わった韓国ドラマの「この恋は初めてだから」の中で、ヒロインのジホがバイトするカフェの名前がYOLOカフェだった。そうか、あのYOLOはこのYOLOのことなのか!と今更知った。
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 なにはともあれ、近年読んだ本の中で一番お気に入りの本となった。これから友達に贈り物をする際はまずこの本をあげようかな、と思っている。元気が出るよ。本当にオススメ。

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この恋は初めてだから(ネタバレ)

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 いや〜〜〜おもしろかった!!!!!!!!!

なんせこのタイトルだし(でも原題は「この人生は初めてだから- Because This is my first life」なんだって?そのままでいいじゃん!!)番宣の写真がこんな(↑ね)だし、なんか出演者も地味な感じ?(失礼!)、全く見る気もなく、スルーだった。でも、ツイッターでとある方のつぶやきを見ていたら、すごく評価が高く、だんだん気になってきたので、ちょっと見てみるか・・と見てみたら!1話からおもしろかった。これは、かなり珍しい。でも・・最初だけ面白くて、その後の展開がイマイチってのものもあるし・・・と見続けていったのだけれど、なんと最後まで面白かった!いやあ、偏見ってダメね。っていうか、誰よこんな邦題にしたのは!たしかに恋愛がメインではあるけれど、結婚や親子について、仕事についてetc 色々考えさせられる、良い人生ドラマであった。

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あらすじはざっくりと、イ・ミンギ演じる38歳の独身でクセのある変わり者の理系男子セヒと、チョン・ソミン演じる30歳の脚本家を目指す高学歴文系女子のジホが、ちょっとした行き違いが原因で同居生活をすることになるストーリー。その同居生活がさらに契約結婚へ変化し、そもそもお互いに全くなんの思いもなかった2人なのに、徐々に恋愛感情が生まれて、そもそも結婚ってなんだろうと考え始める。

コメディ要素も多く、笑えるシーンも多くて、そーんーなーまさか!というツッコミどころもたくさん。それでもしらけずに、話に入り込んで見られるのは、やはり主演の2人の演技のうまさがあるからだと思う。

 私はイ・ミンギもチョン・ソミンもお初だったけれど、最初は2人とも地味?なんか地味?(失礼!)と、特にカッコいいとも可愛いとも思わなかったのだけれど(ごめんごめん)、さすが韓ドラマジック。見続けてると、よく見えてくるのよ!!!すごいね、韓ドラってすごい。

特に、イ・ミンギはドラマの前半と後半で髪型が違うのだけれど、それだけで全然違った印象になる。些細な違いだけど、大違いだな〜とつくづく思った。↓左がドラマの前半のセヒ、右が後半のセヒね

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イ・ミンギ演じるセヒは、感情を表に出さない、無表情なキャラクター。性格もかなりクセがあって、几帳面で(泥酔してても脱いだ服はきっちりたたむ!)、マンションのローンを返すことしか頭にない感じ。唯一人間らしさを表しているのは、猫を飼っていることかなー。ここまでお金にうるさい現実的な人が、猫を飼っているのも意外な気もするけど。でも断然犬より猫って感じだね、この人は。

そんなセヒがチョン・ソミン演じるジホと同居し、最初はかなり冷たい感じなんだけど、徐々に打ち解け、ジホに惹かれ、だんだん人間らしくなっていく。っていうか、もちろん最初から人間なんだけど、まるでロボットか何かみたいに感情出さない人だったから!そんなセヒが中盤以降ふとした時に微笑んだり、フッと緩んだ顔をすることがちょくちょくあって、本当にささやかな表情の変化なんだけど、そういうイ・ミンギの演技がうまいな〜と、私は唸ってしまったよ。

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チョン・ソミン演じるジホは、脚本家になる為に20代は懸命に仕事をしていて、ふと気づいたら30歳まで恋愛経験がナイという役。でも30歳になってもまだ補助作家でしかなくて、自分のこれからにも悶々としていて。ジホがかわいいだけの女子かな〜と思いきや、結構言いたいことはしっかりいうし、嫌なものはイヤっていうし、芯がしっかりした感じの子。でも、ジホが、というわけじゃなくて韓国ってこういう女子が多いのかな〜?ドラマにこういう子、よく出てくるなと思った。

で、このドラマのなかでもかわいいだけじゃないシーンがちょいちょいあって、ジホがセヒの前で、グーグー腹鳴らしたり、いびきをかいて寝てたり、キスシーンでも携帯鳴ってても気づかないくらいガッツいてたり、酒飲んで絡んでくる親戚のおっさんを威嚇したり。そういう諸々が意外性があって、私は面白かった!

ではネタバレありの感想へ

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韓国からの贈り物

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 先日韓国のお友達が小包を送ってくれた。

開けてみたらおいしいものがたくさん!!ジャージャー麺、テンジャンチゲの素、マットンサン、トッポキ味のアーモンド、そして、アルマイトのザルまで。さすが私の好みをよく知っている笑 そして、ハンサリムのハンドクリームも(下の写真のもの)。すっごくいい香りのするハンドクリーム。シンプルなパッケージも好みだわー。うれしい〜、ありがとう。いつか韓国に買い物ツアー行きたいいいいいいいいいい

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