マメニッキ

平凡な日常のアレコレ

モカポット

紅茶も好きだけれど何よりコーヒー好きな私は、朝は絶対コーヒー。ここ数年ずっと豆を家で挽いて、ペーパーで入れて飲んでいたのだけれど、先日ふと、たまには別な入れ方で飲んでみようと思った。で、買ったのがモカポット。

昔、ビアレッティの普通のモカポット・・ あのよくみるアルミのやつを持っていて、すごく気に入って使っていたのだけれど、ある日焦がしてダメにしてしまった。大事に使えば一生モノだと言われていたけど、焦がしたら一瞬でダメになる。本当にダメなのは、焦がした私!

今回も同じものを買おうと思ったけれど、他にもいろんな種類があって調べていくうちにKittyというのを発見。見た目にも好みだし。そして素材がステンレス。で、購入。

Bialetti(ビアレッティ) Elegance Kitty キティ 2カップ用

Bialetti(ビアレッティ) Elegance Kitty キティ 2カップ用

 

久々に手にしたモカポット、やはり良い。火にかけて、コポコポと音が鳴り、台所にコーヒーの香りが立ち込める瞬間がいい。買ってよかったな。

外国の文化がほとんど入らない田舎で育った私が、このモカポットを初めて実際使っている人をみたのが、イギリスだった。イタリアからの留学生の子が、ビアレッティのモカポットの1カップ用?なのか、すごーく小さいやつを使って食後にコーヒーを入れて飲んでいた。聞くと、おばあさんからもらった年代物のモカポットだそう。でも全然古いものに見えなかった。興味を示した私にも買うよう勧め、使う上での注意点をいくつか教えてくれた。そのひとつが、「洗剤で洗わないこと」。今ももちろんその教えは守っている。

ビアレッティ以外にもいろんなメーカーから出ているけれど、それぞれに良さがある。サイズも様々で、大は小を兼ねるわけではなく、作るコーヒーの量に合ったモカポットが必要なので、サイズ違いで買って気づいたらいくつも所有している・・・ということも。かくいう私も、3つ持っている。これからも増えるかも?

 

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これはロンドンの大好きなコーヒー屋さんの豆。おいしいのはもちろん、このお店のスタッフの方たちもフレンドリーで大好き。また行きたいな〜

 

産直巡り

産直が大好きだけれど、住んでいるところの近くにはないので、友達と車で郊外に行った時や、実家に帰る時には産直へ立ち寄ることが多い。今回も連休が終わりに近づき、持ち帰る野菜などを買いに少し離れたお気に入りの産直へ。

 ここは野菜だけではなく、おいしい天然酵母のパンも扱っている。今回もナッツやドライフルーツの入ったパンをいくつか購入。この間NHKの「パン旅」を見て以来、もうパンが食べたくって。あの番組でやってた、鎌倉のドイツパン屋さんのプンパニッケルにクリームチーズと蜂蜜だったかなぁ、おいしそうだった。プンパニッケルはさすがに買えないけど、何か似たものが買えないかな、という思いを持ちつつ、別の産直で秋田の蜂蜜も買ってしまった。

 たくさんの野菜とパン抱えて帰るのが楽しみ。そして帰る途中でワインも買うんだ。

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とある産直でパクチーの苗発見!お値段も手ごろで思わず買ってしまった。去年は種から栽培したけど、虫が大量発生して断念したんだった…これにも虫がつくかな…つくだろうな 

 

あてな番組

NHKの番組で「あてなよる」という番組があって、たまにしか見れないのですが、とても面白くて大好きなのです。
先日の「生姜で呑む」の回も、とーっても面白くて、どれもこれも試してみたいアテばかり。ソムリエの方が料理に合わせて出すお酒も珍しいものが多くて、なるほど〜と組み合わせに感心することもしばしば。

 今度マネして、新ショウガでガリ作ってみたいなぁ。

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 今日は快晴のこどもの日。郊外へ行き、青空の下の八重桜を眺めてきた。上はその八重桜の写真。

思い立ったときに

実家に2014年の早春の暮しの手帖があり、パラパラと眺めていたら、茶碗の特集記事で安西水丸さんのコメントが載っていた。あれ?この時水丸さんはご健在だったのね…と思い調べてみたら、2014年の3月に亡くなっていた。ちょうどこの号が出た頃。

 さらに読み進めていたら、岡本仁さんの連載「今日の買い物」が盛岡だったのに気づいた。盛岡は年に何度か行く大好きな街で、一度も住んだことはないのに、まるでわが町のように勝手知ったるところ。

 取り上げられた場所を見ていたら、今はもうない建物やお店ばかりで驚いた。2014年からまだ3年ほどしかたっていないのに…?しかもそのなくなってしまったところは、どれもこれも私も大好きだったところで、本当に失ったことが悔やまれる。

こういう場所といい、水丸さんのような人といい、ある日突然姿を消してしまうことはあり得るのだ。わかってはいるけれど、意識をしていないと普段は忘れがちで、ただ何となく日々流れて行ってしまう。もっとフットワークを軽く、今を大事にしていきたいものだな、と雑誌一冊に考えさせられた連休の初日でした。

 

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盛岡についてはまたじっくり書こう。通ったぶんだけ書きたいことはある。

ストウブでいつもの晩御飯

この時期、仕事を終えて外に出るとまだ明るく、それだけで嬉しくなる。
仕事の後はたいてい近くのプールに泳ぎに行くのだけれど、まだ明るい空を眺めつつ泳ぐのは、とても気分がいい。
40分ほど泳ぎ帰る時も、ざっと髪を乾かしただけですぐ外へ出られるのも気軽でいい。
冬場はきちんと乾かさないと風邪ひいちゃうからね。

帰るとお腹がペコペコで。料理を作る余裕もないのだけれど、何かを作らなければ食べるものはないわけで。そんな時いつも作るのが、ストウブの中に野菜をたくさん入れて蒸し煮にしただけのもの。

少し前のdancyuで高橋みどりさんが紹介していた、青菜のオイル煮が一番近いかも。もともとは有元葉子さんから教わったとみどりさんは書かれていたけれど、有元葉子さんも元々はイタリアで知った食べ方だとか。有元さんのレシピではシンプルに青菜だけだった気がするけれど、みどりさんはウインナーとかお肉や加わっていて、私のはさらにキノコとか玉ねぎも必ず入る発展バージョン。

その時期、その時ある葉物野菜に、あればキノコ、玉ねぎ、じゃがいも、ちょっとのにんにく、豚の薄切り肉とかウインナーをストウブに入れ、軽く塩を振り、あればローズマリーをパラっと入れ、最後にオリーブオイルをタラタラタラっと入れて、蓋をして弱火で放置してる間にシャワーでも浴びていれば出来上がる簡単料理。野菜もたっぷり食べられるので、私もみどりさんに負けないくらい食べていると思う。

青菜だけのシンプルなオイル煮を玄米ご飯に添えて食べるのも、昔ハマってなんども作ったなあ。あれは有元葉子さんの本で見てマネしたような。玄米ご飯+青菜のオイル煮+焼き魚(さばとかサンマとか)を、混ぜながら食べるのも大好きだった。見た目にはキレイじゃないけど。

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※ これは青菜のオイル煮じゃないけど、別な煮込みに活躍中のうちのストウブ