マメニッキ

平凡な日常のアレコレ

ストーリー・オブ・マイライフ(Little Women)

コロナによる外出自粛により、随分ご無沙汰だった映画館。そろそろ見に行きたいな、と思ったタイミングで、公開延期になっていた「Little Women」が上映され始めたので、近くのシネコンへ行ってきた。もともとコロナ前からそんなに混雑の心配のない地方の映画館だったので、密の心配はほぼなし。久々の映画、楽しんできました。

 

元々小さい頃に原作はもちろん読んだことはあったので、だいたいのストーリーは知ってはいたけれど、ジョーってこんなに強い感じの女性だったのかな、と改めて思った。後半の方で著作権について交渉するシーンなんて、見ていてカッコいいと思えるほど、その強さが出ていた。相手役のティモシー・シャラメはその逆で、この時代の男性にしてはかなり女性的に感じた。お金持ちのお坊ちゃんということもあるだろうけれど、この物腰柔らかい感じがティモシーにピッタリ!物語が進んでいくうちに存在感を増すのが、エイミー役のFlorence Pugh。可愛い顔してるのにドスの効いた声がすごく印象的!この子、イギリス人なのね。変わった苗字な気がするんだけど、、、ピューと訳されたり、プーと訳されたり。母親役のローラ・ダーンもすごくよかった。四姉妹を優しく包み込むような、でも多くは語らない、静かだけれど芯の強いような。でも、短気なジョーに対して自分に似てる、というところが意外だった。

 

劇中の衣装がこれまた素敵で、特にジョーの重ね着風の着こなしが好きだったなあ。途中、話の時系列が行ったり来たりして、ちょっとわかりづらいところがあったけど、原作を知っているから何となく理解できたけど、果たして原作を全く知らない人が見てわかるかな・・・?

 

それにしても、ティモシーとシアーシャの共演は2回目とのことだけれど、二人一緒にいると本当に同士!のような佇まいがとっても素敵。友達が教えてくれたこの写真↓、大好きだわ。

 

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