マルモイ(ネタバレ)

　　　　　　　　　　　　　　　

毎日暑い…… どこか涼しいところで過ごしたい。そう思った私は映画を見に行くことに。何が上映されてるかチェックしたら、昨今の韓ドラ再ブームのおかげ？韓国映画が結構上映されてる！そのなかで、なんと！ユ・ヘジン氏が出ている映画「マルモイ」発見！

ユ・ヘジンは、私がただいま絶賛どハマり中の、「三食ごはん」のメインメンバー。彼が本来の俳優として演技してるところが見てみたかった！と、いうわけで見てきた「マルモイ」詳しいあらすじは書かないけど、ネタバレありの感想

ざっくりしたあらすじだけ読んで見に行ったのだけれど、もう最後は涙、涙だった。事実を元にしたフィクションとは言うけれど、こういったことが実際あったわけでしょう？

日本はなんて悪いことをしてきたんだろう。学校で歴史は勉強するけれど、現代から遠すぎる歴史ばかり教えられて、戦前戦後なんてほとんど学ばなかった気がする。日本統治下のソウルが京城という名前だったことも知らなかった。

ヘジン演じるパンスが、字も読めない前科持ちのシングルファザーなのだけれど、ひょんなことから朝鮮語学会で働くことになり、そこで学会代表のユン・ゲサン演じるジョンファンとぶつかりながらも徐々に心を通わせていくのだけれど、パンスが口が悪いしがさつなんだけど、ユーモアのある語り口や率直な人柄に、みんな惹かれていくんだよね。そんなところが、ヘジンと通じていて適役！と思った。劇中で、大工仕事をするシーンが何度かあって、三食ごはんでのヘジンを思い出した。

パンスの娘のスンヒがとーーーっても愛らしかったあ。ジョンファンでなくても目を細めてみてしまう。兄役の子もとってもよかったなあ。最後の方にパンス亡き後の2人が出てくるんだけれど、もうその立派な姿に涙が止まらなかったよ・・・兄ちゃんは、教師になったんだねえ！場内のあちこちからすすり泣きが聞こえたよ。しかも完成したあの辞書のタンポポの挿し絵、パンスが描いた絵だよね？！

　　　　　　　

 パンスが字の読み方を教えてもらい、最後は書けるまでになるわけだけど、街を歩いていて、看板やサインが読める！と嬉しそうに歩く姿、よかったなあ。

あとは、最後の方でパンスが子供達に宛てて書いた手紙、一生懸命書いた様子が伝わってきて、もう胸がいっぱいになった・・・！自分に何かあったら・・・・と考えてたのかなー。

他の出演者の方々に見たことのある方が多くて、あれ？あの人？と何度も思ったのだけれど、特にキム・ソニョンさん！とイ・ジョンウンさん！不時着の人民班長さんと椿の花〜のドンベクのお母さんね。この2人いろんなドラマとかで見かけるね？すごい頻度で見る。

あとはトッケビにも出てくる男の俳優さん、あの人も何気にいろんなドラマで見るなあ。

後から知ったけど、日本人役の人たちも全員韓国人だとは驚き。確かに若干違和感のある日本語のアクセントだったから、ネイティブではないかな？と思ってはいたけど、日本人ですら噛みそうな長いセリフをよく暗記したなあ、もちろん役者なら当たり前かもしれないけど、でも彼らには外国語だよ？

日本人がやってきた黒い過去を見せられる作品ではあるけれど、でも知ることは大切だし、最後は感動で胸がいっぱいになる話ではあるので、1人でも多くの人に見てもらいたいな。

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ところで、ヘジンと並んで主演だったユン・ゲサン。劇中ではなかなかかっこよく見えたので、見終わった後に彼のことを色々調べたら・・・・あれ？？三食ごはんに出てたの？！と今更知った。しかも、私が見終わっている回。

帰ってから改めて彼の出演した回の三食ごはんを見たけれど・・・スターのオーラゼロで驚いた笑　その辺の兄ちゃん状態で・・・島民に見られても仕方ない感じ笑

これについてはまた長くなりそうなので、別に書きます！